皆さんゴールデンウイークの予定は、お決まりですか?
どこ行っても、混んでたりするんでね~
私は最近、めんどくさがりと言うか、行動半径が狭くなったような気がします(笑)
さて… 音の話ですが。
今回は、ホイルやキャスタの部分は除きますが・
フレーム関連についてです。
「ピカピカ~」
キシミ音とかありますよね・・・
「カチッ」とか「ギシギシ」とか、走り出しや旋回時など路面状況など
鳴ったり鳴らなかったり・・・ 厄介です。
直接すぐに破損など問題にならないのですが
気にされるユーザーは多いと思います。
「でっ !」 今回は、やっちゃいました~
あなたの知らない「ディープ」な世界の始まりです・・・ ホンマかいな?
「のっけからやっちゃいました~」
「慌てず 急いで 正確にな!」斉藤さんが言ってたのに・・・ (古いな~)
教えを守らないから、ネジ穴のバリ(返し)を引っ掛けて負傷です・・・
安全整備士の講習でも、ハンマー持って「コンコン」やってるのにね~(涙)
音の鳴る部分ですが・・・
クロスパイプやタスキなどボルト固定されている部分や
ペースパイプのつなぎ目なども、そうですよね!
座面のパイプ受けも確認してください
結構パイプ同士が干渉して、磨耗していることを目にします
操作時の音鳴りの部分です。
受けの部分にビニールテープを巻くなど金属同士が当たらないように
することで回避できます。
結構、磨耗してます!
テープなどで対応する場合に注して欲しいのは
座のパイプが受けにしっかり収まる範囲でないといけませんよ!
干渉する部分のパイプ下面だけとかです。
グルグル巻きにすると、フレームがしっかり開かないと危ないんで
確実にパイプが受けの位置に収まるように注意してください。
背折れのネジの緩みもありますね
「増し締め」や場合によりスプリングワッシャを追加して緩み防止対策を
してください。
介助グリップの遊びを感じたら、必ず確認をしてください
そのまま使用を続けると「増し締め」でなく部品交換などにつながります。
ここもね~あるんですよ!
タスキとバックパイプの固定位置ですが、車いすの開閉時に「ギー」とか「キー」
みたいな音が鳴る場合があります。
微妙~な感じの音なんです。
ま~ここの説明は後半で(笑)
「車いすの開き」のできあがり~
「アジの開き」でなく「車いすの開き」・・・ 自分で笑っちゃいました~
あ~ 悲しい !!!
じゃ~ん 出番だぜ~!
正式な名前がない冶具です・・・ 最近出番がないね~(笑)
こんな作業しない人は、「何なんですか~これ !?」とか「いるんですか?」なんて言葉を投げかけるんですが・・・
この子は、インナーパイプを抜くことしか出来ないんです・・・ 暖かい目で見守ってあげてください。
私は「心の中で叫んでいます・・・」
いい仕事っぷりだ~
ベースパイプ下部のリベットの除去してから、冶具を奥まで差込
インナーパイプを引っ掛けて抜きます!
このとおり~
今回は、意外とあっさり無抵抗でした(笑)
スチール(鉄)フレームや水分で腐食した場合は、困難です・・・
でも、最近は分解する機会が減りました~ 平和だね!
分解した時に外したボルト類
よく見ると、ボルトに黒い筋がありますが・・・ 磨耗してざらついています
キシミ音の原因はここにもあります。
画像の上の3本はタスキやクロスパイプ中央に使用されているボルトで
画像右下のきれいなボルトは、バックパイプとタスキを固定しているボルトです。
車いす開閉の際に同じ回数動作しているのですが?
開いた時にテンションや動作時の捻りや力の加わり方が違うんでしょうね。
今回の車いすのフレーム側のネジ穴の偏磨耗や変形は、ほぼ無いに等しい状態です。
ボルトの材質を変えればいいのかもしれませんが・・・ フレームが磨耗すると同じ結果ですね。
いや~ 長編大作になりそうな予感が(笑)
ここまで分解したらね~ 判るでしょ!
インナーパイプが入ってる内部の様子がどうか? 知りたくないですか?
なんとかスコープとか・・・? ないない!
あなたの知らない世界・・・ 続きます。
御家族、御近所の車いす安全整備士の皆さまをお誘いあわせのうえ
「車いす安全整備士ボイス」への多数の御来場お待ちしております。
車いす安全整備士の大西でした!