2013年02月07日11:21会社のこと
破壊的イノベーション!~2013年2月度全社朝礼より

毎月第一木曜日は本社で全社朝礼が行われます。

全国の営業所とライブオン中継。本日は東京営業所とつながっていました。

 

本社では200名以上の社員でホールはいっぱいです。

 

まず、取締役による訓話。

取締役メンバー持ち回りで、今月は営業本部長 取締役の担当でした。

 

『現場から学ぶ』と言うタイトルで、

足底板(そくていばん)、オーダーメイドの靴の中敷きを取り上げて

お客さまに喜んでいただける製品、価値を高めるサービスについて話がありました。

足底板.bmp

 

■0週間目 : 評価・採型・採寸・設計
■1週間目 : ベースインソールの装着・歩行
■3週間目 : 歩行確認・微調整
■5週間目 : 再歩行確認・微調整・仕上げ

としっかりと時間をかけてカウンセリングをし、お客さまのご希望に沿っているか、

喜んでいただけているかを確認しながら、

フットケアのプロとして提案をしていきます。

ゆくゆくはお客さまが大東本社に来て、足の相談をしてくださるような

そんな体制を整えていきたいと話は締められました。

 

 

続いて、社長訓話です。

syacho.bmp

Youtubeサイトにて動画を公開しています。(10分28秒)

 

以下、お話した内容をテキストとして起こしたものです。


 みなさんおはようございます。

 
 先日、あるデザイン思考ワークショップ体験に参加して
『破壊的イノベーション』と『継続的イノベーション』の話を聞きました。
 
 現状を少しずつ変えていくことも大切だけど、それだけでは
破壊的な、中小企業が大企業に勝てるような開発はやっていけないということ話です。
 
 具体的な手法としては、あれこれと頭で考え抜いてから作り始めるのではなく、
考え込む前にまず試しに作ってお客さまに試してもらって検証するんです。
 
 そこでさんざんなことを言われても、だったらこうしてみようと、
またあれこれと考える前に作ってみる。そういう顧客視点を繰り返していくと、
今までに無かったようなもの、例えばノートパソコンに代わるタブレット端末
のようなものができるんです。キーボードのない世界の到来ですよね。
 
 例えば、専用機でやっていた訪問医療の連携、知識共有も、
iPadを導入すれば、必要なソフトウェアを入れて同じようにできるようになります。
 
 今までとは違うこんなデジタルでいちいちやるなんて…といぶかっていたのも、
現場の看護師さんの手に渡れば「これはいい」「もっとこうなったらいい」
といった意見が」たくさん出てくるので、それを全部観察して反映させたプロトタイプを
ごちゃごちゃ考えずにまたばっと作るんですよ。
 
 「これをこうしたらいいのにね~」という作り手の意見ばかりでは話が進まない。
やらないと意味がないんです。
 
 作っては壊し、作っては壊しを何度も繰り返して新たなものを生みだすんです。
 
 その話の後、同行している社員に感想を聞いたら
「うちは前からやってますからね」という答えが返ってきました。
 
 そうなんです。確かにこうやって外から学ぶ前からうちではやっていたことなんですね。
 
 その後、ワークショップで粘土をこねたりしました。
その時も講師の方からは「とにかく、考えずに手を動かして作ってみてください」
「最初に恥ずかしくなるような作品を作るのが、後からやりやすくなるコツです」
と言われました。
 
 人ってどうしても恥をかきたくないから、最初から成功させたいんですけど、
最初から成功することなんてだいたいできないんですよ。
 
 最初から成功したと思っていたことも、実はお客さまへの押し付けや説得で
無理やりに収めていたのにすぎないのかもしれません。
 
 駄作を作って恥をかくことを繰り返すうちに、だんだんいいものができていく。
この過程ってウミガメの人工ヒレと同じなんです。
 
 ダメ出しされたり怒られたりする中で試作を繰り返すうちに、
プロジェクトメンバーがさすがだと言ってくれるようなものができるようになりました。
 
 製造現場で実際にやってくれているこのようなプロセスを、
私をはじめとした経営陣ができているのでしょうか。
 
 我々も業界も、まだまだ継続的イノベーションに甘んじているように思います。
 
 新しいことをどんどんやっている他の業界の方々でも、
これは破壊的イノベーションには至っていないと思われるものがほとんどです。
 
 だから、KAWAMURAグループから破壊的イノベーションをしないといけないんです。
 
 数字がよくない状態だからこそ、今まで考えたこともないようなことを
やっていかないといけません。
 
 アンケートでいただいたご意見には、具体的な行動でフィードバックすることが大切です。
お客さまの真の希望を知るためには、いろんなものを作っては持っていき、
作っては持っていき、観察していかないといけません。
そういうことを経営でもやっていかないといけません。
 
 これからの急性期医療、回復期医療、在宅医療の連携は、
今までどおりのやり方、マイナーチェンジだけでは絶対に失敗します。
 
 根本的に考え方を変えないといけません。
 
 先代社長が亡くなる直前に、モルヒネ投与によるうわごとの中で
「会社つぶしてしまえ」と口にした時、うちの母は烈火のごとく怒りました。
 
 しかし、まだ31歳で気弱だった私は
「これから頑張らないとという時に、そんなことを言ってくれるなよ」とすごくショックでした。
 
 お前の力量で会社が経営できなかったら、いつでも事業をたたんでいいんだぞ
という意味にずっと受け取っていたのですが、
 
 最近は「わしが作り上げてきた川村はつぶしていい。
今までのやり方にとらわれずに、お前がいいと思う新しい感覚で、
過去の悪しき風習は無くしてしまえ」
と言ってくれたのではと感じられるようになりました。
 
 いろいろなことが変わってきました。川村義肢はまだまだよくなります。
 
 まだ残っている男尊女卑とかセンスのない悪しき文化を無くしていくには、
ごちゃごちゃ考えずとりあえずやることです。
 
 自分の保身のために、過去のサクセスストーリーに固執して
今までと同じようにやり続けることはやめましょう。
 
 お客さま思考の視座に立った経営を私はやっていきます。
そうしないと、今までどおりのままで飽きられているKAWAMURAグループを
チャーミングカンパニーにできません。
 
 無策で「できません。わかりません。こんな忙しいのに何でできるというのですか。」
と平気で言うような人が長のつく役職をやっているようではだめなんです。
 
 みなさん、破壊的イノベーションということを考えて、
今までやってきたことをぶっつぶすぐらいの気概で一緒にやっていきましょう。
 
 よろしくお願いします。

社員はすっかり慣れているテンションですが、

この通り熱い想いをもって社長は率先垂範を第一に社員の先頭に立ってくれています。

 

破壊的イノベーション…がんばります!

 

 

 

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