嬉しそうに歩く姿を見せて下さったお客さま
その姿にやりがいと達成感を感じました
義肢装具士
千原駿 さん
2021年入社
川村義肢への入社理由
高校在学中にラグビーを通してお世話になった理学療法士の先生から「義肢装具士」という仕事を教えていただきました。工業高校だったので、モノづくりと医療、その両方に関われる仕事であることに魅力を感じ、養成課程のある大学に進学しました。
川村義肢を選んだのは、まず、国内最大規模の義肢装具メーカーであるということです。当社の強みは、義肢装具の他にも車椅子、福祉用具、介護保険、住宅改修、人工ボディ、補聴器、ストーマ、シューズショップなど幅広く事業を展開していることです。
実際に入社してみて実感していますが、各有識者との連携が容易に取れることにより、お客さまへの案内や提案がすぐにでき、どんな需要にも柔軟に応えることができます。社内には、これまで積み上げてきた膨大な知見があり、どんなことで悩んでも的確な助言をいただけて自分の成長が感じられる職場です。
現在の仕事内容
現在は主に急性期病院と回復期リハビリテーション病院を含めた7つの病院に曜日別で定期参院しています。
割合的には急性期病院3割、回復期リハビリテーション病院7割といった感じで私は回復期の病院に行くことが多いです。
最初は先輩に同行しながら仕事を教えていただき、少しずつ担当を任せてもらえるようになったので、不安はありませんでした。
私が義肢装具士として特にやりがいを感じているのが回復期リハビリテーション病院で、お客さまの目標設定や退院後の生活を考えて、お客さまや病院スタッフとコミュニケーションを取りながら適応した義肢装具を製作していくところです。
専門職との連携を強く感じて「義肢装具士してるなー!」と感じます。
一番心に残っている仕事のエピソード
リハビリテーション病院で、初めて義足を装着するというお客さまの対応をさせていただいたときです。
製作する上で、義足にも様々な仕様があるため、退院後にどのような生活をするか、現存する身体の機能を最大限に引き出すにはどうしたら良いかなど、お客さまを含めて主治医、理学療法士、他のメディカルスタッフ、製造スタッフとコミュニケーションを取りながら義足を製作しました。
完成後、義足を装着して歩いているときに「こんなに歩けるようになるとは思ってなかった、ありがとう」と言われたときにこの仕事のやりがいと達成感を感じました。
その後も病院で会うと声をかけていただき、嬉しそうに歩く姿を見せてくれます。