たくさんの仲間がいる
だから挑戦できるし成長できる
義肢装具士
久家春子 さん
2009年入社
川村義肢への入社理由
私が川村義肢を選んだのは、義肢装具士養成校の学生時代に、臨床実習でお世話になったことがきっかけです。
学生の頃、製作が好きでしたが作業速度が遅く、想像より不器用だったことに気が付きました。臨床実習で川村義肢の製品を見たときに、自分がこのレベルのクオリティで様々な種類の義肢・装具全てを製作するのは一生かかっても無理なのではないかと感じました。
しかし同時に、この会社でなら自分が一番興味のある設計相談、適合をたくさん行えると思いました。
義肢装具の業界では、営業から製造まで全てを一人で対応する一貫製作の会社も多いですが、川村義肢は、営業と製造が専門性を持って対応する「製販分離」の業態です。
営業担当として、採型・採寸・設計相談・適合を極められるようになりたい。将来はその経験を活かして、お客さまの生活にぴったり適合した製品を開発することを目標に入社しました。
現在の仕事内容
病院に参院して、病棟で製品の納品やチェックを行ったり、不定期でクリニックやお客さまのご自宅に伺って、修理や新調対応をさせていただいたりしています。
当社には、どの分野にもプロフェッショナルの方がいるので、働きながら最新の知識を得ることもできます。
また、現在は育児短時間勤務制度を利用して9時~17時で勤務しています。
急なお休みを頂くこともありますが、周りの方々に協力して頂ける環境に感謝しています。力を蓄えながら将来的に自分もサポート側になれるようにしていきたいです。

一番心に残っている仕事のエピソード

ご自宅で更生用装具相談をさせていただいた50代のお客さまは、コロナ禍で人とコミュニケーションをとる機会が減少していること、デイサービスに通っても同年代の方がおらず、不安になったり孤独を感じたりすることがあると話してくださいました。
その後、社内で相談し、「装具ユーザーフリートークの会」を立ち上げていただきました。リモート開催にも挑戦し、設定や接続に戸惑ったり、本社への移動手段をどうするか悩んだり、課題は多いですが、お客さまが気軽に生活のお悩みをお話できるような場の大切さを実感しました。これからもそういった環境づくりのお手伝いをしていきたいです。