【新型コロナウィルス対策】
東京本社における短時間・2交代制生産の実施による減産のご報告
お取引先の医療機関各位 お客さま各位
2020年4月16日(木)更新
川村義肢株式会社 関東本部
取締役本部長 羽佐田和之
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
表題の件につきご案内申し上げます。
新型コロナウィルスの感染拡大、政府による緊急事態宣言の発令を受け、弊社東京本社の生産体制を以下のとおり変更いたします。
通常稼働時
月曜日~金曜日(祝日をのぞく) 午前9:00~午後5:30 までの生産体制から
4月10日(金)より
以下の1)2)を組み合わせた短時間・2交代制による生産体制に変更致しております。
1) 短時間での生産体制:
午前10:30~午後3:30までの短時間での生産体制
2) 2班交代制での生産体制:
A班(月曜日、水曜日、金曜日)
B班(火曜日、木曜日、土曜日)
での2班による交代制での生産体制
本生産体制を、政府による緊急事態宣言の解除、および、専門家会議等により新型コロナウィルス感染の鎮静化が確認される時期まで継続して参ります。
1)は、公共交通による通勤が避けられない社員の感染リスクを軽減するための施策(あわせて少人数・短時間での生産負荷に起因する体調不良を防止するための施策)でございます
2)は、密集した生産現場での感染リスクを軽減し、かつ感染者が現れた場合においても生産を継続するための施策でございます。
生産体制の変更により、従前の50%程度の減産を余儀なくされております。
現在、義肢装具外来受診者の減少、手術の延期などにより、弊社にご用命をいただく義肢装具全体の処方数が減少しておりますが、日により処方いただく件数の変動もあり、当初予定よりも納期面の遅延をご相談せざるを得ない事態が生じております。
とりわけ、首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、山梨県)の医療機関さま、お客さまにおかれましては、ご用命いただいた義肢装具について、納期の延長、仕様の簡素化など、適宜、義肢装具士よりご相談させていただく場面が増えており、納期面でご迷惑をおかけすることも避けられない状況となっております。
感染拡大場面におきましても、必要な治療用義肢装具の供給を継続して参るための施策でございます。
誠に恐れ入りますが、何卒ご斟酌賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
義肢装具士による採型採寸後、仮合・納品までの納期の目安
2020年4月16日更新
標準納期 | 変更後予測納期 | 備考 | |
---|---|---|---|
短下肢装具 | 1週間 | 2週間 | 仮合を省略し、2週目に一度で納品することも技術的に可能です。 |
長下肢装具 | 1週間 | 2週間 | |
足底板 | 1週間 | 2週間 | CAD/CAMによる製造を前提としております。仕様についてご相談させていただく場合がございます。 |
体幹装具 硬性、金属枠 |
1週間 | 2週間 | 採寸による製造を前提としております。 モジュラー型のフレームコルセットであれば、1週間での納品も可能です。 |
側弯症矯正装具 | 2週間 | 3週間 | 通常、仮合わせまで1週間、納品まで1週間、合計2週間のところ、仮合わせまでの期間を2週間頂く見込みです。 |
ダーメン コルセット |
1週間 | 1週間 | |
上肢装具 | 1週間 | 2週間 | |
義肢 全般 | 2週間(仮合わせ含む) | 4週間(仮合わせ含む) |
今後、さらなる保育所などの休業、交通機関、運送会社の稼働状況などにより、納期に変動が生じる事態も想定されます。
弊社としては、取引先との連絡調整をきめ細かく確実に行い、状況把握に努めて参ります。
変動が見込まれました場合は、速やかにご案内、ご相談を申し上げます。
以上ご案内申し上げます。