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チャレンジドサポート(小児)

2023/07/07住まい

自助具の選び方(調理用)

生活の中で楽しみなのが、食事の時間!

 

身体状況によって、食事介助が必要な方が多くいらっしゃいますが、以前お会いした方から『自分のペースで食べ物を口に運びたい』『好きな時間に食事をしたい』とお話を伺ったことがあります。

 

同じように感じている方がいらっしゃれば、もしかすると自助具で解決できるかもしれません。

 

調理用の自助具と、食事用の自助具の2回に分けて、ご紹介いたします。

 

【調理用の自助具】

 

○オープナー・滑り止めシート○

ペットボトルの蓋を開けるのは一苦労です。

手が不自由な方に限らず、小さなお子さまやご年配の方でも、開けにくさを感じていらっしゃるのではないでしょうか。

ペットボトルと言っても、キャップにはいろいろなサイズがあります。

1サイズのみに対応している商品がほとんどですが、他のサイズに対応しているものもあります。

そちらであれば、調味料などのキャップにも対応できる場合もあります。

また、片手で使用できる商品もあるので、ご自身に合うものをお選びください。

ペットボトルのオープナー以外にも、缶や瓶の蓋のオープナーもあります。

片手でご使用される方は、滑り止めシートを併用することで、より開けやすくなります。

 

○調理器具○

まな板や包丁の自助具があります。

まな板は、片手で調理しやすい工夫がされており、“切る”“皮をむく”作業を助けてくれます。

また、四隅の一角に、食材が落ちない様にするためのコーナーエッジが付いており、食パンにジャムやバターを塗るときなど、便利な使い方ができます。

包丁は、通常の物だと刃と柄の部分が離れており、力がうまく刃に伝わらない形状になっています。

自助具の包丁は、刃の上に柄がくるため、加重をかけやすい形状になっています。

また、柄の部分が持ちやすい形状になっているものや、調理中に包丁を自立して置ける台が付いているものもあります。

 

 

弊社カタログに掲載しているまな板は、ある程度重量がありますが、食器洗い乾燥機が使えない為、ご自身で洗えるのか、どなたか手伝ってもらえるのか、お考えいただく必要があります。

その他の食器類についても、導入される際にはぜひ、後片づけの所まで併せてご検討ください。

 

弊社総合カタログに一部商品を掲載しているので、良ければ覗いてみてください。

 

生活サポート用品カタログ

 

 

・スマートフォンにて上記リンクよりカタログを開かれる際はsafari等のブラウザで閲覧されることをお勧めします。

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