自助具の選び方(調理用)
生活の中で楽しみなのが、食事の時間!
身体状況によって、食事介助が必要な方が多くいらっしゃいますが、以前お会いした方から『自分のペースで食べ物を口に運びたい』『好きな時間に食事をしたい』とお話を伺ったことがあります。
同じように感じている方がいらっしゃれば、もしかすると自助具で解決できるかもしれません。
調理用の自助具と、食事用の自助具の2回に分けて、ご紹介いたします。
【調理用の自助具】
○オープナー・滑り止めシート○
ペットボトルの蓋を開けるのは一苦労です。
手が不自由な方に限らず、小さなお子さまやご年配の方でも、開けにくさを感じていらっしゃるのではないでしょうか。
ペットボトルと言っても、キャップにはいろいろなサイズがあります。
1サイズのみに対応している商品がほとんどですが、他のサイズに対応しているものもあります。
そちらであれば、調味料などのキャップにも対応できる場合もあります。
また、片手で使用できる商品もあるので、ご自身に合うものをお選びください。
ペットボトルのオープナー以外にも、缶や瓶の蓋のオープナーもあります。
片手でご使用される方は、滑り止めシートを併用することで、より開けやすくなります。
○調理器具○
まな板や包丁の自助具があります。
まな板は、片手で調理しやすい工夫がされており、“切る”“皮をむく”作業を助けてくれます。
また、四隅の一角に、食材が落ちない様にするためのコーナーエッジが付いており、食パンにジャムやバターを塗るときなど、便利な使い方ができます。
包丁は、通常の物だと刃と柄の部分が離れており、力がうまく刃に伝わらない形状になっています。
自助具の包丁は、刃の上に柄がくるため、加重をかけやすい形状になっています。
また、柄の部分が持ちやすい形状になっているものや、調理中に包丁を自立して置ける台が付いているものもあります。
弊社カタログに掲載しているまな板は、ある程度重量がありますが、食器洗い乾燥機が使えない為、ご自身で洗えるのか、どなたか手伝ってもらえるのか、お考えいただく必要があります。
その他の食器類についても、導入される際にはぜひ、後片づけの所まで併せてご検討ください。
弊社総合カタログに一部商品を掲載しているので、良ければ覗いてみてください。
・スマートフォンにて上記リンクよりカタログを開かれる際はsafari等のブラウザで閲覧されることをお勧めします。
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