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チャレンジドサポート(小児)

2024/02/19住まい

色々なリフト

主に室内で使用するリフトのご紹介です。

 

①ベッド固定式リフト

 

介護用ベッドに固定して使用するリフトです。
主にベッド横に設置した車椅子やポータブルトイレへの移乗に使用します。

 

<おすすめポイント>
省スペースで利用でき、比較的扱いやすいです。

 

<注意点>
リフト本体がベッドに固定されている為、移乗できる範囲が限られます。

 

 

②床走行式リフト


リフトの足にキャスターが付いているため、利用者を持ち上げた状態で、室内を移動することが可能です。

 

<おすすめポイント>
リフト1つで移動元・移動先での移乗が可能です。

 

<注意点>
リフト自体が大きい為、居室や廊下など移動する場所の広さがある程度必要です。
また、段差があると移動できないため、段差解消が必要となります。

 

 

 

 

③据置型リフト


居室内に設置し、決まった範囲を移動できるリフトです。

 

【線レール型】
2
本の支柱を立て、一直線のレール上を移動できるリフトです。

 

【面レール型】
4
本の支柱を立て、縦横自由に移動できるリフトです。

 

<おすすめポイント>
使用しているベッドの種類に関係なく、設置することができます。

 

<注意点>
支柱が立った状態になるため、邪魔になることがあります。

 

 

④入浴用リフト


浴室で使用できるリフト。
浴槽⇄車椅子・シャワーキャリーへの移乗ができます。

 

<おすすめポイント>
入浴時は利用者の身体が濡れたり、泡で滑りやすくなったりするため、リフトなしでは事故につながる可能性が高くなります。
利用者・介助者ともに安心できる入浴は、よりリラックスできる時間へとつながります。

 

<注意点>
浴室の形状や広さによっては、設置できないことがあります。

 

 

⑤スタンディングリフト


身体全体を持ち上げるリフトと違い、腰と膝で支えてお尻を持ち上げるリフトです。

 

<おすすめポイント>
お尻にスリングが被らないため、ズボンや下着をずらすだけでトイレに座ることができます。

 

<注意点>
ある程度体幹を支えることができる・膝に疾患のない方等、対象者が限られてきます。

 

 

いくつかリフトを紹介しました。
どのリフトが適しているかは、利用者の身体状況や生活状況、居住空間等によって変わります。
詳しくは、福祉用具専門相談員のいる、販売店までご相談ください!!