CLOSE

チャレンジドサポート(小児)

2023/10/13住まい

スロープの選び方

―室内スロープ編-

 

今回は、屋内で使用するスロープについてのお話です☆彡

 

屋内では、大きな段差よりも数㎝の小さな段差がよく見られます。

和室は畳の厚み分、廊下~和室に敷居の段差が生じます。

また、居室と廊下に高低差は無くても、戸枠の吐出部分が段差となることがあります。

 

段差解消の解決策としては、①工事による段差解消 ②スロープによる段差解消の2パターンがあります。

 

①について、例えば和室から洋室へ、工事をして段差解消することも考えられますが、付随して建具の交換など必要になる為、時間と費用がかかります。

 

②については、最近では既製品のものが多数販売されており、オーダーで作製することもできます。比較的安価で時間も多くかかりません。

 

ただ、注意点がいくつかあります。

まず、スロープの設置場所について、廊下などスペースが限られている場合、車椅子・歩行器が通れるほどの空間を確保できるかです。

廊下と居室の入り口が90度の角度にある場合、廊下で旋回することも考慮しないといけないので、ある程度のスペースが必要となってきます。

また、廊下は同居する方も利用するので、中途半端な長さにしてしまうとつまずいて転倒する恐れもあります。

 

利用者が歩ける方の場合、スロープにすると余計につまずきの原因になってしまうこともあります。

その場合、スロープではなく段差を乗り越える際に使用する、手すりを設置する方が、安全に段差を越えることができる場合があるので、しっかりとした選定が必要です。

 

 

いくつか商品をご紹介します。

 

この他にも商品の掲載をしていますので、弊社生活サポート用品カタログをご覧ください。

 

生活サポート用品カタログ

 

・スマートフォンにて上記リンクよりカタログを開かれる際はsafari等のブラウザで閲覧されることをお勧めします。

 Instagram経由で開く場合、画像が正しく表示されない場合がございます。