こんにちは、暮らしいきいき館のケアマネです。
「介護離職」という言葉もすっかりおなじみになりました。 そう、介護を理由として退職をすることです。
川村義肢の社内を見渡しても、年々介護を理由に退職をされる方が増えているように感じます。
「親が遠方でなかなか様子を見に行けないが電話では様子がわからずに不安」「通院や身の回りの世話をするのにたびたび休んでは職場に迷惑をかける」などが重なり「やめるか、やめないか!?」と追い詰められ「とりあえず辞めよう」という方が多いように思います。
40代50代のまさに働き盛りで職場のリーダーともなれば、より一層「周りに迷惑をかけられない」との想いが強くなるでしょう。しかし、その決断はご自身の後々の人生まで影響を及ぼします。
介護にかかる期間の平均は約5年、長ければ10年を超えて介護に携わることもあります。 50歳で退職して介護に5年、そこから正社員に戻ることはできるでしょうか? ちょうどその頃は子どもたちの教育費がピークを迎える時期とも重なり、住宅ローンだってまだまだたくさん残っているでしょう、、、
脅しをかけているわけでも、国が「両立しろ」というからでもなく、親の介護を自分自身の人生設計の項目として考えるとき「親の介護をどうするか?」を考えてみたいと思います
