介護するとき、されるとき, 介護の問題, 介護保険について, 暮らしいきいき館, 高齢者の気持ち
すべてはタイミングしだいで・・・

こんにちは、暮らしいきいき館のケアマネです。

 

この間、包括の方とお話をしていたときのこと・・

「そういえば、○○さんどうしてはる? 娘さん大変やったやろ?」と。

 

○○さんというのは、ひどい物忘れのある女性の方です。 

数年前に包括が介入した当初は、『包括』『介護』『ケアマネ』『ヘルパー』と言う言葉を聞いただけで

「施設に入れるつもりやろ! 絶対行かへんで!!」と家の中に入ることもできない方でした。

 

そこから、徐々に「市役所の高齢者健康相談の巡回です」などと、訪問看護さんを導入し

「オレンジカフェ(認知症カフェ)」に参加され、徐々に他人との交流の場に慣れて行かれ

今ではデイに行くのを「生きがいや、ほんまにいい人ばかりで」と喜んで行ってくれています。

 

でも、これが最初から無理やりデイの車に乗せていたらどうなっていたでしょう?

やはり、無理強いされた嫌な思いが強く、いまもデイには行けなかったかもしれませんね。

 

ご家族の中には「ケアマネや包括の職員がうまく言ってデイに連れ出してくれる」と思っていらっしゃる方も

いますが、そんな都合の良い魔法の言葉はありません。

 

どんなサービスも、ご本人の中のタイミングが、カチッとあったときに介入できるように、この世はうまく

できているんだと思う今日この頃です。

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