介護するとき、されるとき, 介護の疑問, 介護保険について, 暮らしいきいき館
「要介護認定調査」の役割

 

 こんにちは、暮らしいきいき館のケアマネです。

 

暮らしいきいき館では、大東市や近隣の市町村から委託を受けて介護保険の「認定調査」を行っています。

 

認定調査とは、「麻痺や関節の固まり(拘縮)があるか」「排泄や食事、着替えなどに介護の手間があるか」「認知症による物忘れはあるか」「認知症状から、周囲の人が困っていることはあるか」「服薬やお金の管理を、誰がどの程度になっているのか」など、その方の【介護の手間】を聞き取り調査します。

 

このように聞き取った内容から作成された調査票は、まずコンピューターによる「一時判定」を経て、主治医による意見書を合わせて、医療や介護の有識者から成る「認定審査会」でその方の【要介護度】が決定されます。

 

以前、認定調査に伺った先で「介護してもらって申し訳ない、といった気持ちは判定に影響しないのか?」と聞かれたことがあります。

 

残念ながら、現在の要介護認定のプロセスでは、そのような【ご本人の気持ち】を斟酌する項目がなく、ご本人やご家族からは「前よりも悪くなっているのに、今度の認定の方が介護度が軽かった(手間をかけて申し訳なく思って、無理をして頑張っていらっしゃるのかもしれません)」と調査員に怒りをぶつけてこられる方もいます。

 

 

介護度に納得できない、以前認定を受けた時より介護の手間が増えた、心身の状態が悪化してしまったなど現在の認定では介護をするのに不具合がある場合は【認定区分の見直し】を申請していただくことができます。

認定の見直しについては、担当のケアマネジャーにご相談くださいね。

 

 

 

 

 

 

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