こんにちは、暮らしいきいき館のケアマネです。
先日、息子を連れて歯医者さんに行きました。
こちらの歯医者さん、と~ても親切、丁寧、やさしいを絵にかいたような素敵な先生なのです。
診察いすは一つ、待合室にたった二人しか座れないほど小さな小さな歯医者さんです。
息子の治療が終わり帰ろうとしたとき、息子さんに連れられた腰の曲がったおばあさんが入って来られました。
小さな小さな歯医者さん、清算しようと待っていると先生とおばあさんの会話が嫌でも聞こえてきます。
この方物忘れがあるようで「恥ずかしいわ、わたし。年取ってしもうて、、(動作が)遅いでしょ、よろしいの?」と
遠慮されるように話されると、
先生も「初めてですか?(何度も会ってますけど)大丈夫ですよ、ゆっくりしてください」と優しく返されます。
そんなやり取りを聞いてて『なんだか、ほのぼのしていい感じ~』と思った矢先
先生、やっちゃいました。
「~ですね、おばあちゃん」と、途端にその患者さん
「だれが、おばあちゃんですか!!」といきなり沸点到達
「いやいや、お姉さんの間違い」と先生言いなおしてるけど、怒ってるわーと思いきや
この方「お姉さん」で即ご機嫌なおったようで、何事もなかったように「はい、そうです」と一言。
まさに魔法のことばでした。