2021年01月29日11:12
暮らしいきいき館
独居の父の介護 その⑨
こんにちは 暮らしいきいき館のケアマネです。
息子と受診し検査を続け、父の病名はリュウマチ性関節炎とのこと。血液検査をしながら投薬治療になりました。
両肩が動かない、腕が上がらない、首が回せない、かがめない、指先が動かず握る力が非常に弱い、といった状態です。両下肢は何とか動き、立ち上がってしまえばそろそろと歩けます。
ヘルパーさんの力を借りて生活していますが、こまごまとした困りごとの電話が入ります。
「ヘルパーさんが今日は良い天気だからとまどをあけていってくれたんだが、閉めることができないんだ。窓までてがあがらないし。ゴルフクラブをなんとかもって、それでしめた」とのこと。なのでそれからは窓は締め切っているといいます。雨戸も開け閉めももちろんできません。リビング以外は締切りです。トイレや浴室、寝室など換気が思うようにできないと言っていました。
「牛乳のパックがあけれないから、ヘルパーさんにあけていってもらったんだが、それを開くことができないんだ。」
指が動かず、注ぎ口を開くことができないんだそうでキャップ式のパックに変えたとのこと。不思議とキャップを緩くしてもらっておけば開け閉めできるんだそうです。これは解決。
「冷蔵庫の奥のものはとれない。けど手前のものも取ろうとするとどんどん奥に入ってしまう。」これは孫が行ったときチェックし取りやすいように並べ替えをしてもらいました。
「薬を床におとしてしまって、拾うのがたいへんだった。かがめないし。足でタンスのふちにはこび、タンスを伝うように足で持ち上げたんだ。」
などなど。
ちょっとしたことができず困っているようです。
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