こんにちは、暮らしいきいき館のケアマネです。
先日、介護離職防止対策促進機構主催の『介護離職防止シンポジウム』に参加しました。
「介護」を理由に仕事をやめてしまう方は、年間10万人と言われています。
私もケアマネになった当初は、介護者さんがリタイア世代、専業主婦(主夫)であることが多かったので
仕事との両立をどうする、ということでのご相談は少なかったように記憶しています。
しかし、最近10年ほどの間に「仕事をしながら親の介護をしなければならなくなった!」という方が
当たり前になってきた、ということを実感しています。
私自身、20代で母親の介護が始まった、という経験を持っています。
当時の感覚では、すぐに仕事をやめて現役世代の父に代わり主介護者になることに躊躇はありませんでした。
ところが、いまの介護者さんは『自分のため、家族のために仕事をやめるわけにはいかない』という方が
ほとんどです。
自身の経験に照らし合わせて「急に介護といわれても、何をどうしていいかわからない」「なにを相談して
いいのかすらわからない」という気持ちでいっぱいになると思います。
介護は突然始まります。
『#介護といえば地域包括支折援センター』
とりあえず、これだけは知っていただきたい合言葉です。