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人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)って、ほんとに大事だと思った話

こんにちは、暮らしいきいき館のケアマネです。

 

私たちのご利用者様は、高齢の方でご病気や障がいをお持ちの方です。
お別れの時までをケアマネジャーとして、お付き合いさせていただくこともある仕事です。

 

ご寿命を迎えて、穏やかにご家族に見守られながら、ご自分の希望通りに人生の幕引きをされた方もいらっしゃいますが、中には「もっと違うお別れを希望されていただろうな~」と思わずにいられない方もいらっしゃいます。

 

「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング)」とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。(厚労省hpより)

 

お世話できる家族がなく、一人暮らしは難しい方で、ヘルパーさんが日に3回訪問してくれて何とか自宅で清あk津ができていた方「ずっと家にいる、施設には行かない。最後まで家に居る!」と、『もしもの時』の話をしても頑として聞こうとしなかった方。

 

『もしもの時』の話をすると怒ってしまうのと、そうは言っても「大きな病気はしないし・・・」と、こちらものんびり構えていたのもあり、あれほど「最後まで家に居る」と言われていたのに入院中に急変され病院で帰らぬ人に・・・

 

あいにくのコロナ禍で、面会して意向を確認することもできあれよあれよという間に、お別れの日を迎えました。お身内はいなくても、若いころはいろいろな活動に参加され、何十年ものお付き合いのある知人の方もいらっしゃったはずなのに・・・ とても寂しいお見送りになってしまいました。

 

『もしもの時』 食事が摂れなくなったら、呼吸が止まったら、意識が戻らなくなったら、、、 最後の時を迎えたその時は、、、 お別れの時に来てもらいたいのは、、、 細かな希望をもっと聞けていたら、と。

やっぱり、人生会議は大事だと感じたお話

 

 

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