こんにちは、暮らしいきいき館です。
今回は、家がない、食べるものがない、という『絶対的貧困』と、その国の平均的な生活水準に達していない『相対的貧困』という言葉を学びました。
その国の平均的な生活水準、例えば日本の場合は「国民皆保険制度」なので、必要な医療は必要なときに受けられるということが平均的な生活水準と考えられると思いますが、実際には病院に払うお金がないので受診しておらず、何カ月も薬を飲めていないという話を聞くことがあります。
家も、衣服も、食べるものはあり、目に見える範囲ではその方の貧困具合はわかりません。
しかし、自分の健康をあきらめている、という医療の貧困に陥っています。
実は、そのような医療の貧困に陥っている人に、国は「無料低額診療事業」という制度を設けています。
目に見えない貧困で困っている人が、そのような制度を知る機会がもっと増えることが大切だと感じます。