介護するとき、されるとき, 暮らしいきいき館, 高齢者の気持ち
目と耳の衰え
こんにちは。暮らしいきいき館のケアマネです。 ある利用者様の家に訪問しますと、窓からTVの音が聞こえてきます。大きな音です。呼び鈴が聞こえないほど。 何回か呼び鈴をならしていると「はーい」との声。返事も大きな声です。 お話をしていると何回か聞き直されます。それでも一生懸命聞いてくれ、答えてくれます。 「よく聞こえないくなってきたんだ」と言われます。 「この間、娘がきてテレビの音、大きすぎ」といわれたとのこと。そういわれればそうだ。前はもっと小さな音量だった、、。 何となく聞き取りにくかったなとは思っていたけど、、、、、。と言われました。  「目もかすんできていたけど見えないわけじゃない。字を読むのは疲れるようになったなあ。」とも。 加齢が原因であるならば目も耳もある日突然聞こえにくくいなったり見えにくくなったりするものじゃありません。 だんだん、だんだんとであることが多いようです。そしてある日自分の衰えに気が付く、、、、。  私の祖母が「みんなだけで話をしていて楽しそう。私の寂しさはわかってもらいえないわよね」と言っていたことを思い出します。 みんな祖母をのけ者にしていたわけではないのですが、祖母は耳が遠くなって話が聞こえずらくなっていたんです。みんなが笑っていても聞こえないから何が面白いのかわからない。話好きだったのでさみしかったのでしょうね。  ケアマネとして高齢者の方と接していて、子供のころわからなかった祖母の気持ちが想像できるようになりました。  今耳の遠くなった父は補聴器を付けています。なので会話には全く問題はありません。冗談も言うし、語るのが大好きです。  自分の老いに気づき、受け入れ、道具をうまく使う、、。  そうすることで元気で過ごせる、楽しい時間はもっともっと増やせると思います。  
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