介護するとき、されるとき, 介護の問題, 暮らしいきいき館, 認知症, 高齢者の気持ち
正解より、受け流し。
こんにちは。暮らしいきいき館のケアマネです。 「こんな思いするなら、離れて暮らしてればよかった」  高齢のご両親を引き取られ、一緒に生活された方の言葉です。その方の  御両親は二人で他市に住んでいたのですが、体が弱ってきたこともあり、娘さんのご自宅で一緒に暮らすことになりました。  親子ですから遠慮もなく喧嘩もします。親子喧嘩、口喧嘩です。  激しく言い合いをしても次の日になればケロッとしている、あとくされない親子喧嘩、、、。そんなものでした。  でもいつのころからか、親御さんは喧嘩したことを覚えていなくなった、忘れてしまっていたんです。  何度言っても「聞いていない」「知らない」という。何回も説明している、もういい加減にしてというと「馬鹿にしやがって。お前なんかなんの世話もしてくれないじゃないか」  とののしられる。「馬鹿にするなー」と怒鳴られるの繰り返し。もともとはとても優しいご両親でした。    御両親は認知症症状の物忘れが激しくなっていました。忘れていく恐怖いっぱいの方に理屈、理論だてて説明してもパニックになってしまいます。「今すぐ○○に連れて行って」といわれても  「○○には昨日行ってきたばかりでしょ」「昨日、これこれでこうして行ってきたじゃない」と説明するより、「今は手が離せないから、○○でもいい?ごめんねえ」等受け流すのもい一つの方法だと思います。  正しいことをわかってもらうより、安心する答えを言ってあげる、、、でもいいじゃないですか。        
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