スルーしちゃう作業なんでしょうね~ って終わりましたが
知ってる人はいいのですが、知らない人はここからが大事なので
ちゃんと、チェックしてください!
交点のボルトや、タスキのボルトですが・・・
「知ってますか?」
ボルトの種類で「半ネジ」というタイプがあります
上の画像の左側です、1の部分が軸のままで
2の部分はネジになっています。
右の「全ネジ」と呼ばれるタイプは1の軸部分がなくて
すべてネジ山があります。
半ネジは、「半分がネジ」の略じゃないですよ・・・軸部分が長いタイプもあります。
強度を持たせるとか意味合いはあるんですけど「ネジ屋さん」じゃないので
また、皆さんで調べてください!
交点やタスキから「半ネジ」にネタ振りしましたが・・・
古い車椅子で交点やタスキに「全ネジ」を使った物も
あったと思います。
だいたいの現行品は「半ネジ」になっていると思います。
メーカーさんによっては、交点部分のガタつきや摩耗を防ぐように
ちょっと拘った部品構成も、あったりします。
「これも、半ネジ」
クロスパイプ交点やタスキ部分のネジの「緩みや」「締め付け」って
整備士の講習でやっていますが、「異音の発生」や「開閉が困難」
たたんだ状態がキープできないとか・・・ 正しいんですけどね。
そのためにネジを「締めたり」「緩めたり」という
考え方は、とりあえず置いておきましょう・・・
「交点のパイプ2本の厚み≒半ネジの軸の長さ」
「タスキの厚み分の長さ≒半ネジの軸部分の長さ」
なら、緩んだ部分を締め込めばいいんです!
「わかるかな?」
クロスパイプをボルトで固定していますが、1で示す黄色矢印の距離が
ボルトの軸部分で、2のナットの部分だけネジ山があれば締め込んでも
2本のクロスパイプの距離は決められているので、ストレスなく動くはずです・・・
でも半ネジは、このパイプの厚み専用ボルトじゃないので
問題が発生します~
この先は次回に続きます・・・