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オンライン見学会 小学校でバリアフリー教室を開催しました!

見学業務を担当して1年半、小学校の生徒の姿に接することの出来る見学会に、初めて参加いたしました。
10月19日少しコロナの状況が落ち着いた大東市氷野小学校。当社から一番近い場所にある学校ですが、残念ながらまだ直接、会社に来ていただく事は出来ないので、6年生の生徒90人は、学校の体育館でのオンライン授業となりました。

第一部、工場の現在の様子は義足や義手を作る状況をカメラで撮影しました。
生徒達は、体育館に控える案内者の説明を聞きながら、体育館の大きなスクリーンでオンライン見学。義肢装具がどんな会社で、どの様に製作しているのか全体の様子を学びます。
ふだんはなかなか見ることの出来ない、技術者の手元近くまで接近した臨場感あふれる生中継です。


 

そしていよいよ第二部、義足ランナー松本功さんの登場です。
東京オリパラ2020の聖火ランナーのユニフォームにて、華々しく登場。
足元は予想外のおしゃれな柄の義足、おまけに義足のまわりには、キラキラと文字が看板のように光っているミニ電工掲示板がセットされています。生徒たちはいきなりびっくり、松本さんの姿、特に足元に注目が集中しています。

東京オリパラ2020の聖火ランナーを務められた義足ランナーの松本功さん。小学校4年生の9歳の時に、右足を切断されました。生徒達が興味を持ちびっくりするような、変化に富んだ楽しい映像と交えて、50歳のときにスポーツ義足と出会い人生が大きく変化していくまでのご自身の身体の変化や心の思いなどお話しされました。

今日の生徒は6年生。松本さんが右足を切断された時と年齢も近く、「義足になってもクラスの仲間は普通に接してくれたが、体育の授業には参加できなくてつらかった。」など、今の生徒達の日常に近い話には、時には神妙に...。

 

「まだ20kmしか走れないマラソンに出会ったばかりの頃に、第一回神戸マラソンに出場し、周囲の応援が支えられて完走。その後、数多くの市民マラソンに出場するきっかけになり、全てのマラソンに完走を続けています。」など、松本さんの常に前向きな姿に感心しながら、表情豊かに熱心に耳を傾けていました。

 

 

見学後の生徒たちから次々と質問の手が挙がります。
「障がいも個性のひとつ、障がい者を知ってください。障がい者に慣れて下さい。」「障がい者に出会った時は、困っている時だけ手助け、何かお困りがあればお手伝いしましょうか。という思いやりの気持ちを持って接して欲しい。」松本さんの言葉にじっと聞き入る生徒さんたちの姿が印象的でした。。

チャレンジングな松本さんのお話に、私もマラソンを走ってみたくなりました!

見学チーム 山口

 

 

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