こんにちは、暮らしいきいき館のケアマネです。
大東市にあるヘルパー事業所『訪問介護本舗すみれ』さんより、とってもかわいい冊子をいただいたので、皆さんにご紹介しています。
自事業所のヘルパーさんへの心得帳として作成されたそうですが、ご利用者さん側の「介護保険のヘルパーさんって、頼んだことをしてもらえない」と不満、実はそれは単にルールをしらないだけかもしれませんよ。
お互いに気持ちよくサービスを利用するために、介護保険のヘルパーさんに『お願いできること』『できない事』「こんなことを伝えておくとうまくいくコツ」を知っておくのはいかがですか?
さて、今回は「ヘルパーさんにお願いできない身体介護」編です。
介護保険のヘルパーさんって、介護をするのが仕事じゃないの!? と思われるかもしれませんんが、大きくわけて『医療行為』と呼ばれる範囲のことは、介護ヘルパーさんはしてはいけない決まりです。
『医療行為』には、点滴や注射、吸引など病院で看護師さんがしているようなことだけではなく『床ずれに薬を塗る』や『お薬の管理』なども含まれます。
これらは、ご家族がいれば、普通にご家族がしているようなこと、、ですよね?
しかし、ヘルパーさんにはお願いできない身体介護です。 じゃあ、一人暮らしや老老介護でお薬や傷の管理ができない方はどうすればいいんでしょうか?
あらかじめ、看護師さんや薬剤師さんが仕分けしたお薬カレンダーから、薬を取ってご本人に水と一緒にお渡しする、ご本人に「お薬飲みましたか?」と声掛けをしてもらう、ご家族がお薬を塗るときに、塗りやすいように体を支えて、きちんと塗れたか確認する、などをヘルパーさんの支援としてケアプランに位置付け、ご本人・ご家族が医療行為ができるようにサポートをしていただきます。
「ヘルパーさんができない身体介護」はこちらから