実技講師の時に、質問されることの1つが
部品の交換時期や交換の目安についてですが
タイヤなど溝が「無くなる」「減ってる」状態はわかりやすく説明も簡単で
タイヤの溝はあるけど、ゴムが硬化してブレーキを強く寄せないと滑る場合も使用するには危ないから
交換と判断していいんですが・・・
ダメと言うか、注意して欲しいのは
部品の使いまわしとか、ニコイチやサンコイチ・・・
サンコイチってあるのかな(笑)
廃棄車両から、使えそうな部品を組み替えちゃうことですよね・・・
備品など予算の都合というか、大人の事情でやりくりに困ってる整備士の話も
耳にしますが・・・
下記内容は、「車いす安全整備士養成講座」のウエブサイトの抜粋です・・・
まだ見てない人は、新しくなってるんで確認してくださいね
案内が来てると思いますが「車いす安全整備士の会」という会員登録になりますが
新しいサイトがあります・・・ 知らない人もいてるはず!
なんせ、私も公式の案内が来てませんから~
締め出し?クビになったのかな・・・(笑)
ま~ 情報は取りに行かないとね!
整備とは:製造業者が意図する適切な機能及び効果を製品が発揮できる状態であるために、使用された製品、又は使用されずに機能に影響が及ぶ期間を保管されていた製品に対して、使用時に必要な機能を回復させるときに行う、適切な点検や整備及び検査のことを整備と言います。
改造とは:製造者が出荷した時点の状態から、取扱説明書に記載されている調整や設定を除き、異なる部品への変更や構造変更を行うことを改造と言います。
適切な整備を行っていない場合は、その行為が「改造」とみなされる可能性が高く、その状態で事故が起こった場合、その事故の原因は、製品ではなく、改造を行った者にあるとみなされます。製品に起因する事故なのか、不適切な整備に起因する事故なのかを判断する場合は、「①製品自体が不良品ではなかったのか」「②製造者が了承している整備を適切に行ったのか」がポイントとなります。
そもそも、その製品に問題があるか否かは、JISやSGなどの規格試験をクリアしているかどうかを確認することで、指標とすることができます。製造者が了承している整備とは、製造者が所持しているメンテナンスマニュアルなどの書類に基づいて、適切に行ったかどうかを証明できるかということになります。
「車いす安全整備士養成講座」ウエブサイトから
だからね、部品の使いまわしとか・・・
ニコイチやサンコイチ・・・って整備の方法の一つだけど
それが適切なのか、安全というか大丈夫なのか?
なんとなく、やってないでしょうか・・・
整備じゃなくて改造じゃないでしょうか?
今回の話は簡易電動「JWX-1」なんですが・・・
メーカーが~とか、製品が~って考え方は止めてくださいね!
製品に携わる人・・・私もそうだし
修理や整備に係る人が注意しなきゃいけない話なので・・・
次回に続きます~(笑)