「緊急事態宣言」が発令されてから、お仕事どうでしょう
やらなきゃいけない部分と、やり難い部分とか
初めてだから困惑してます・・・
皆さんも、不要不急とか優先順位を守って対応してくださいね!
さて、続きですが・・・ そうそう「整備と改造の違い」を車いす安全整備士のウエブサイトから
紹介しましたが、ちょうど事例があるのでその続きです!
「あちゃ~!」
これは、簡易電動のキャスターですが・・・
フォーク部分のベアリングが破損しています!
「ベアリングの外輪が割れてます・・・」
ここで、お伝えしたいことは「整備と改造の違い」に関連した話し・・・
この簡易電動は、キャスター輪のみ交換しています
いつに製造されて、どのような路面環境で使用されているか詳しくわからないので
推測でしか伝えできませんが、今回キャスター輪が磨耗して修理の話になったと思います。
キャスター輪の交換は「整備」やないか~
でも、交換後にフォークが破損しています・・・
「じゃ~ メーカーが!」なんて騒がないでください(笑)
「ヤマハさんのパーツリストです・・・」
簡易電動のパーツリストを見てもらえれば判るのですが、〇で囲んだ「2」の部分が
キャスターです、点線で囲んだ部品が交換に必要な内容になります。
交換する際「2」の部品を全て交換することが、正しい対応です!
メーカーも利用される環境で条件が異なるので破損等の事も考えられるから
キャスター輪のみの交換でなくフォークを含めたアセンブリとして
指示しています・・・
だから、キャスター輪のみの交換はダメなんです・・・
今回の破損は、何度かキャスター輪のみの交換をおこなったのではないかと思います。
キャスター輪だけの交換だから「改造」です・・・
キャスター輪の交換は「整備」と違うんか~ ってなります(笑)
「整備と改造の違い」に戻りますが・・・
流用とか、加工することだけが「改造」じゃないんですよね!
ニコイチとか部品取りして対応することについて
それを全面的に「悪」と言いません(笑)
だって「予算がない」とか「捨てるのもったいない」とか事情があるでしょ
サイズが同じだから、取りつけたとか・・・
でもね、整備じゃなくて改造かも?てことを意識してくださいね!
交換したからOKじゃ~ ないですよ!
車体の利用状況含めて管理が出来るなら良いと思います。
ただね、それが出来ないと整備ではないと思います
「改造」と言うより「いたずら」に近いかな? なんて思います・・・
悪気は、ないと思うので(笑)
「整備と改造」・・・ 私的な意見で言うと
どっちでも、いいです・・・
いや、どっちも好き~(笑)
責任を持ってすれば良いと思います・・・
ちゃんとしたいなら、正しい方法を選択すべきで
何が正しいか知る必要がありますよ!
メーカーさんに確認するとか、車いす安全整備士のサイトで情報交換とかも
良いかも知れませんね~
「整備と改造」皆さんは、理解できると思います・・・
今の作業方法は正しいですか?
確認や、見直しをしてくださいね~
こんな時期ですし、正しい判断で対応しましょうね!