修理関係, 電動車椅子
クランプブラケットの組付け

ヤマハ「JWX-1」の修理の中で

クランプブラケットにふれましたが

遅れましたが、作業の紹介をします!

 

やってる人は分かってるんでしょうけどね・・・

知らない人も、知ってる人も確認の意味で見てください~

 

 

 

 

 

 

 

黄〇部分のクランプブラケットの

ストッパーの組付けの不良で

いろいろ不具合が発生します。

 

 

 

 

 

画像のように、ストッパーとフレームの間に

コピー用紙の切れ端でいいので、入れてみてください!

 

下から上に抜けるなら0,1mm程度の隙間があります・・・

「0,1mmでしょ?」って思うかも知れないけどね(笑)

0,1mmでも、隙間があればダメです!

 

 

 

 

 

 

ストッパーの10mmのボルトを緩めます

 

 

 

 

 

 

角ラック下のパイプも塗膜が剥がれてるし、クランプブラケットも

接触してる痕が分かります・・・

このままだと摩耗が進んだり、ユニットの最悪破損に繋がります。

 

 

 

 

 

 

 

わかるかな? できれば、拘って欲しいことです・・・

組付けで注意したり、メンテでチェックできれば

安全に利用できます!

 

 

 

 

 

 

組付けですが車軸ナットを少し緩めます

ユニットが少し動く状態にします。

 

 

 

 

 

 

転倒防止バーを持ち上げるようにして黄〇部分の

クランプブラケットの支柱を

フレームにしっかり当てます。

 

 

 

 

 

 

次はストッパーに穴があるので六角レンチや

ドライバーでもいいんですが

画像のように「てこ」のようにして

クランプブラケットのストッパーを

フレームパイプに押し当てます。

 

 

 

 

 

 

 

 

隙間がないことが確認出来たら、10mmのボルトを

固定します。

※締め付けトルクは、11~15N・m です。

 

 

 

 

 

 

 

しつこいけど、フレームパイプとクランプブラケットの

支柱やストッパーとフレームパイプとの隙間がないか

確認します。

 

 

 

 

 

 

 

隙間がないことを確認できたら、車軸ナットの固定です・・・

メーカー指定の締め付けトルクは40~50N・m です。

簡単でしょ?(笑)

 

簡単に説明したから・・・ でもね

それなりの経験がないと素人判断でしちゃ~ダメです!

ちゃんと、販売してもらった業者さんへ連絡して

対応してもらってくださいね。

 

車いす安全整備士の大西でした!

 

wv09
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