最初にお断りさせて頂きますが・・・
異なる虫ゴムを使用して英式バルブから空気を充填し、同じチューブに米式バルブも
仕込まれているので、そちらから充填した空気圧(内圧)を計ります・・・
あくまでも個人的な考え方で、使用する空気入れもごく普通にあるものです・・・
入れ方が異なることもありますし、目安として判断していただければと思います。
身近な人に話すと、反応はそれぞれです・・・
ま~それだけ「タイヤに空気を入れる」という行為が軽く受け止められているんでしょうかね?
「操作性」「乗り心地」「タイヤの磨耗」「ブレーキの効き」など、細かいことあわせると
空気圧不足の影響はまだあだあるかも知れません・・・
だから、正しく入れたいのに~!
適当に~ とか、大体とか・・・ ダメだから計測する機器があるのに・・・
プランジャーの構造上仕方ないことなんですが、参考程度でご覧ください!
知らなきゃよかったの続きになります~
パナレーサー「フットポンプ」
今回はこのポンプを使用して空気を充填します。
普段の訪問メンテの際に最近、充電式の携帯ポンプを使用していますが
充電ポンプが壊れたら・・・ なんて時のために「フットポンプ」も持参してます・・・
念には念のネンのネンです! ほぼ新品の状態です(笑)
このポンプで、加工したサイズ24×1のタイヤに400kpa空気を入れて内圧を計りました。
・「生ゴム」と呼ばれる虫ゴムの場合
5回充填して計測した平均値が 217kpa
・普通の「黒いゴム」での場合
5回充填して計測した平均値 358kpa
・「白いゴム」の場合
5回充填して計測した平均値 348kpa
400kpa入れてますが、意外と入ってないんですよね・・・
やった後に10回ずつの計測で平均を計ろうかと思いましたが、20本弱の空気補充で次の朝・・・
筋肉痛の予兆があったんで10回平均の計測は止めました~(笑)
「フットポンプ」で連続して変な姿勢で空気入れちゃ~ ダメです!
ポンピングした際に、充填した空気圧をゲージの針が示して止まらないポンプも
ついでに使って計測しましたが、こちらは2回ずつの計測としました・・・ 正確じゃないことが判ってたんで(笑)
・「生ゴム」2回平均 180kpa
・「黒ゴム」2回平均 250kpa
・「白ゴム」2回平均 310kpa
充填空気圧をしっかり表示できない空気入れは「アウト」ってことですね~
ちなみに、黒い虫ゴムに「フットポンプ」で500kpaまで入れて計測すると440kpaでした・・・
「何割増しとか」アバウトですよね? 計れる機器がありながら計れない。
「虫ゴム」 恐るべし!
スーパーバルブ(十字切りタイプ)を装着して、電動携帯ポンプとフットポンプで400kpa充填して計測しました。
・電動携帯ポンプ 5回充填の平均400kpa
・フットポンプ 5回充填の平均398kpa
虫ゴムが抵抗で空気が正確に入らないだけで、タイヤを押して圧を確認する方法もあります。
別にスーパーバルブの宣伝や販促活動をおこなう意味合いもありません~(笑)
空気漏れを経験された方は、アレルギーなんでしょうけど・・・
なんにせよ消耗品だから、空気漏れと判断したら交換しましょう~
「空気を補充しました!」って言われても、なんか根拠がないですよね・・・
この結果では、虫ゴムタイプはやっぱり感覚になりますかね~
なんか嫌やな~ 適当で! 押し込んだ感覚で適正値を語るなんて・・・ ありえへん!
私は何万本もタイヤに空気を入れ続けてきました!
私の指先は正確無比な「指ゲージ」ですなんて、言い出す人がいなけりゃいいけど・・・
なんか方法ないかな~
知らなきゃよかったでしょ?
だから見てないフリしてください・・・(笑)
車いす安全整備士の大西でした!
《追記》2020/10/28
車いす安全整備士の点検表に関連した作業に関して、新しく更新する予定です
下記リンク先の「お知らせ・・・」を確認ください。
https://www.kawamura-gishi.co.jp/wv09/2020/10/post-186.html