おはようございます！

連休は、皆さんどうでしたか？　

私は、普段と変わりなくなんで…　　逆に予定に押されて、ヤベ～って感じです（笑）

 

今日は、今仙技研さんの「ＥＭＣ－２３０」の修理依頼があったんで

作業の内容を紹介します！

「１年ほど使用していなかったので、必要な修理個所を教えて下さい」との内容です。

 

 

　　

 

4輪共にタイヤの空気は抜けていました！

キャスターを分解すると、空気圧が低いまま使用されていたのでしょうか？

内部で摩耗して、ゴムの削れカスがこんなに…

 

 

 

ゴムの削れカスを取り除き、空気の漏れや傷を確認します。

表面のダメージ判りますか？

 

 

 

後輪なんですが、チューブの口金が左に倒れてます。 ←　ズレてます。

空気を補充しましたが抜けてきます…　チューブに穴があいてます。

 

 

 

操作ボックスの内部も念の為に確認します

水による腐食や、配線の抜けが無いかな…？

 

 

メインコントローラーですが、丸印の部分が「ガラス管」のヒューズが有るタイプです。

 

 

　←　専門知識のある場合だけですよ～分解したら危険です！

 

ヒューズの裏側ですが、古くなると水分や熱の影響で配線の劣化が起きて

充電不良を起こす場合があります！

 

１年ほど使用されていなかったようですが、車体はもっと前のタイプですが

これまで、トラブル無しで走行出来ていたと思います。

そろそろ部品交換のタイミングかもしれないので、リストに追加しときます！

 

※現行の機種は、ヒューズ形状も別なタイプが使用されています。

 

 

 

バッテリーは放電しているので、別のモノに交換して

動作確認やオイルの漏れ、フレーム関係のチェックなどで完了です。

タイヤは問題ないので、バッテリー交換と 

推奨作業として、チューブのパンクや傷みがあるので

こちらの交換と、充電器の部品交換になります。

 

お客様に報告してＯＫになれば、作業になります。

良い状態で使用して頂くために、こんな感じで分解して点検作業しています～！

 

 

車いす安全整備士の大西でした。

 

 

 

 

 こちらの交換紀Ｔ