今日も暑いですね~!
さてさて、先日海外で ボランティア活動をされている理学療法士の方からメールがありました。
車椅子をメンテナンスするための、工具などの相談です!
いや~すごいですよね~ インターネットって!(私じゃないですよ!)
実は私も7年前に「シリア」へお邪魔したことがあります… ホントに短期期間でしたが。
(シリアで出会えた皆さん国内の状況は良くありませんが、皆さんの無事を祈ります。)
電動車椅子の修理中、この後予期せぬことが…
海外では、まったく自分の常識はあてになりません 自分の未熟さを思い知らされました。
電動車椅子の修理で、電圧が足りずに車のバッテリーを連結して
電圧を確保 → 動作確認 → バッテリー購入 → 組み付け → 動作確認と行くはずでしたが…
国内の電動車椅子は、12ボルトのバッテリーを2個搭載して24ボルトで動いていますよね。
この電動車椅子は12ボルトで駆動して予備バッテリーとして1個装備していました。
私がバカでした~(涙) 配線をゆっくり確認すれば判ったことなんですが…
ステックを操作すると大理石の上で、今まで経験のないスピードでホイルスピーン!
一瞬、頭の中で状況が理解できたのと同時に配線を焼く匂いが…
電源を切りましたが配線が焼けました。
この時はホントに参りました~大失敗です。
シートの壊れた車椅子の補強です。
現地で手に入る材料で修理します、ナイロンベルトが市場で入手できたので
シートが破れてが広がらないように補強します。
車椅子に乗せる椅子?
仕上げの途中です~
小学生の低学年ですが、42センチ幅の車椅子を使用しているんで座位もしっかりしませんし
学校の机(テーブル)は使えません…
一緒に参加した、松田さんのアドバイスで、この椅子とテーブルを製作~!
ミシンがダメなんで(私がヘタなだけです!)タッカーで折り紙の要領で表にタッカーの針が出ないように…
「日本人の技すげ~」ぐらい頑張りましたが… あまり細かいこと、気にならないみたいでした。(笑)
もちろん、喜んでもらえましたよ~!
「車いす安全整備士ボイス」を通じて、全国の車椅子の修理に関係する皆さんに情報提供や
メンテナンスの必要性を伝えて、車椅子の安全性や整備に関して皆さんと一緒に盛り上げていきたいと
考えていましたが… 海外で頑張ってる皆さんも同じですよ!
メールして頂ければ、情報交換の対応しますので問い合わせして下さいね~
これからも、なるほど!と言ったネタを用意していきますね!
車いす安全整備士の大西でした。