未分類
車軸の音鳴りについて

皆さん調子はどうですか? 

第14回「車いす安全整備士養成講座」が、9月7日・8日と開催されます。

11月9日・10日が関東で開催されて~

その次は来年2014年の2月に関東・関西で開催されます。

7月の時点で371人の認定者が全国で頑張っています!

この4回の開催で全員合格したら… 定員40人 × 4か所開催 + 現在の371人 = 531人 すげ~!

 

認定者で集まって、〇〇〇とか△△△とかやりたいですね~

これから受講される皆さん頑張って下さいね!

 

タイトルは「車軸の音鳴り」なんですが… なかなか足周りネタから離れませんね~(笑)

アームパット作ったりシート交換とかも、紹介したいと思うのですが…

 

このブログを見て頂いてる方にお話を聞くと、「仕事に活かせてます」なんて声も聞きますので

「これは交換だな」とか「調整が必要」とか判断材料のネタと思ってお付き合いください!

 

 

DSC_0163-1.jpg

本日はこちらです!

 

「操作時に音がします」との指示で、早速確認作業に…

車軸の緩みがあり、ドラムブレーキのシュ―が旋回時などに不規則に

当ることで、ブレーキの音もします。

 

DSC_0158.jpg

分解したらこんな感じです。

 

車軸のナットを調整しても「ガタ」があります…

 

DSC_0166.jpg

ボールレース(玉受け)の部分が…

 

ボールレースを指で動かすと、固定されてなく動きます…

車軸のナットを締めてもボールレース が動くと対応できません。

だから調整で対応は出来ませんので交換になります!

 

 

DSC_0168.jpg

掃除して~組み直し。

※今回の、この車椅子は組み直して一旦返却しますがホイル交換の手続き中です。

 

ナット(玉受け)部分にもグリスが付いているのですが、粘土状になっています「コテコテ」!

ベアリングのボールもホイルの内外で変色していました、負荷が掛かるとか潤滑のグリスがこんな感じ

なんで、熱の影響もあるのでしょね!

 

DSC_0172-1.jpg

ここをチェックして下さい!

 

ハブの部分で矢印の継ぎ目から粘土状の汚れが確認できたら危険なサインです!

①ホイルの振れやガタつき

②制動ブレーキをかけて車体を前後に動かすと、ブレキシューのパネルがガタつく

など症状が確認されると思いますので、注意して下さい!

 

そのまま、使用を続けると「車軸が折れる」とかナットの緩みでフレームの「角ラック部分の摩耗」など

につながることもあります。

分解整備や判断が難しい場合があるので、早めに販売店やメーカーに相談して下さい! 

 

 

車いす安全整備士の大西でした。

 

 

《追記》2020/10/28

車いす安全整備士の点検表に関連した作業に関して、新しく更新する予定です

下記リンク先の「お知らせ・・・」を確認ください。

https://www.kawamura-gishi.co.jp/wv09/2020/10/post-186.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

wv09
アーカイブ