さてさて、簡易電動の修理がありましたのでチョット紹介します。
送迎のバスにから降りる際に片側のホイルが駆動しない・・・ との内容です。
こんな感じです・・・
ワイヤーの取り回しも危ないですね~!
動作確認をしたところ、症状が確認できないし・・・ 車輪を浮かして駆動させて、配線をクネクネすると?
駆動が途切れてタイヤがロックします。
配線の確認をすると・・・
矢印の部分にチラリと・・・
カプラを外すと接続の端子がチラリと・・・ 抜けかけてます!
動いたり止まったり微妙な位置関係なのでややこしいですね~こんな場合!
やっぱり!
「すんません~」って感じで抜けました!
車に固定する際になんらか、「引っ掛けたり」「引っ張ったり」したのかもしれませんね・・・ ロックが効いていませんね。
さ~修理ですが・・・ 同じ取り回しだと、同じ結果になります!
最初の画像にありますがタイヤ押さえのブレーキワイヤーも同時に交換と位置変更をします!
フックを掛けると、ここも危ないですね!
ブレーキワイヤーの取り回しから・・・
フレームの間を通すと、メカニカルロックと干渉します・・・ 手動・電動の切り替えれレバーの間を(黄色のライン位置)
通すことにしました。
動作確認を!
リクライニングできるので、ワイヤーの位置を確認して動作確認します。
ワイヤーが干渉しないか、リクライニング時に制動ブレーキに影響がないも確認します!
ワイヤーの位置などによってブレーキが効いた状態になったりするので、タイヤの抵抗とか変化に注意しましょう。
じゃ~ん!
最初と比べると、スッキリしました! 操作時に引っかかったりしません。
駆動ユニットの配線もカプラ付近に結束バンドで固定して、配線が動かないようにしています。
優しくキュッと!(笑)
操作ボックスの配線も・・・
操作ボックスの配線も、取り回しを変更してます。
これで車に固定する、フックやベルトの心配はなくなります!
でもこれで解決じゃなくて取り扱いの注意として、しっかりとお客様にもお伝えして
この作業もOKになります!
使用上の注意をお伝えすることは大切です!
でも使用状況の変化や最初から判る場合は、少しは気の利いた作業をして欲しいですよね!
今回はちょっと判りませんが・・・ でもごめんなさい。
ワイヤーの無駄な部分の処理など、取り付け方法はメーカーさんにも対応をお願いしますし
もちろん社内での情報伝達(注意事項として)もします。
安心して車椅子を使用して頂ける作業の「チラ見せ」でした(笑)!
車いす安全整備士の大西でした!