さて、タイヤ交換の続きですが・・・
今仙さんのEMCシリーズです!
こちらのタイヤは、2011年3月から今年の3月まで使用されていたタイヤです。
3年モノ?です(笑)
上手に減っていますね~ ← 表現がおかしいかな?
早速~!
「くっさ~!」いきなり苦情でした・・・(笑)
ビードのワイヤーを切れるカッターが無いから、デスクグラインダーを使用して機械室で作業していましたが。
ゴムの匂いがね~ ちょっと我慢してください!
タイヤの厚みが判りますね。
タイヤのトレッド(接地面)の部分が薄いですよね、最初の画像では少しタイヤの山が残る感じですが。
溝が無い状態では、グレーのゴムの厚みも薄い所では2.0㎜以下なんで危ないです!
新品のタイヤで溝の深さが約3.5㎜~約4.0㎜ぐらいあります。
溝の深さが交換の目安とされていますが、目安も 、その 0.5㎜とか0.8㎜とか、メーカーによりさまざまです。
スリップサイン知ってます??
タイヤのサイドに△のマークがあるタイプは、こちらをチェックしてください!
△のマークをタイヤのトレッド方向に確認すると太いラインが溝の底に見えます。
判りますか?
車椅子のタイヤには表記はありませんが・・・ たぶんないと思います、見たことがない。
電動車椅子のタイヤに使われているタイプもあります。
この膨らんでいるラインとタイヤの山の高さが同じになれば交換時期です。
自動車では1.6㎜の設定です、道路運送車両の保安基準 で定められているので
このラインが出たまま使用すれば違反です!
だから、スリップサインとタイヤの山の高さが同じなる前に交換が必要になります。
雨天時にブレーキが「効かない」「滑るとか」、燃費も悪くなるし・・・
ハンドルが「重い」とか走行中に「フラレル」とか、ケチってもいいことありません(笑)
タイヤの溝を測定するのも方法です!
数値で見ると判断し易いです、こんな方法もありですね!
車椅子の電動もタイヤの空気圧や、磨耗による原因でのトラブルは多いと思います。
こんなゲージなど利用するのも、カッコイイのでお試し下さい。
皆さんのタイヤは大丈夫ですか?
まだ、イケるでしょ~って時は、案外交換時期かも知れませんよ!
点検や、交換は余裕を持って対応して下さいね!
車椅子安全整備士の大西でした!