さて、4月の20日に日本リハビリテーション工学協会 車いすSIG/乗り物SIG の合同セミナー
「車椅子の昨日・今日・明日 ~パーソナル・モビリティの進化と暮らしの変化~」に行ってきました。
場所は神戸の、一般社団法人日本福祉用具評価センター(JASPEC)でおこなわれました。
セミナーでは良いお話が聞けました、パーソナル・モビリティ って??
確かに言葉で説明しにくいな~なんて思いながら、イメージでは未来的なデザインで便利なモノを
連想してしまいますが・・・(笑)
今回は、温故知新ということで歴代の古い車いすの展示もあり
車いすの歴史からパーソナル・モビリティ というか・・・ 車椅子だけでなく個人の移動手段としての
パーソナル・モビリティ?? うまく説明できない~
じゃ~ん 「WHILL」です!!!
どうです、乗りたくないですか?
こんなことできるかな~とか想像できてワクワクしませんか?
デザイン的にシンプルできれいに、まとまっているのが印象でした。
ちょっとしたアクシデントもありましたが(笑)
皆さん試乗されていました!
ハンデキャップがあるとか、ないとかでなく・・・ 自動車やバイクとも違った
ボーダレスで便利な乗り物といった位置づけの乗り物が「パーソナル・モビリティ」なんじゃないでしょうか。
椅子(車椅子)の進化形というか・・・ そうあって欲しい!
「温故知新」お宝車椅子ですが・・・
富士登山に用いた車いす。
籐製車椅子です。
車輪にゴムが付いていません、金属のホイルです!
おしゃれです、乗り心地は別として・・・ 年代が不明ですがデザイン的には現在でも通用しませんか?
でもブレーキ無いじゃない・・・
手動切替式エンジン付三輪車
手動三輪車にエンジンが付いて、主に箱根療養所で使われていたそうです。
製造に関して履歴が不明だそうです。
50ccのホンダのエンジンが~!
スピードメーターも装備してますが、回転を拾うワイヤーがありません~(笑)
はったりメーター??
ガソリンタンクのブリザーパイプ(中の圧を逃がす)や、ガソリンの残量が判るように透明なチューブが横に
あります、本格的に作ったことが判りますね。
セル付きのエンジンが搭載しています、ギヤーノブの「R」の文字が気になりますが・・・
バックできるのかな?
箱根式車椅子です
1940年頃の車椅子です、いろいろな車椅子が見学できましたが時代により車椅子に求められることや
車椅子への発想の違いがよく判りました。
まだまだ、沢山あるのですが・・・
車椅子に性能や機能だけ求めてもダメですよね、生活環境や公共交通機関も含めて暮らしの変化が
求められているのではないでしょうか? もちろん私たちの考えの変化も必要です。
パーソナル・モビリティって・・・ ボーダレスで 愉しくて便利な乗り物じゃないといけませんね!
車いす安全整備士の大西でした!
とい