4月28~29日にニチイ学館神戸ポートアイランドセンターで開催されます
川村義肢からも4名の参加です!
いつも社内でちょっとした勉強会をしていますが・・・
工具のチェックから作業手順や、部品の名称などの確認などなど(笑)
工具で〇〇がない~~とか、よくある会話ですが
顔は笑ってますが、心の中で・・・ 「なめてる???」
なんて思ったりする時もありますが
車いすに対して、改めて向き合う瞬間だからね~ なんておおらかな気持ちを
持つようにしています・・・(笑)
今回のメンバーはその点は大丈夫ですが!
車いす安全整備士での推奨工具は最低必要な内容なので、不足すると対応できない機種が出てくると
思います、ラチェットやビットのタイプでもカバーできるように不足は準備してください!
※養成講座では指定工具のみになりますので、ラチェットの類は現状使用不可です。
頭で理解できても、指先が動かないんだよね~
左手でワイヤを下端を押えて・・・ 右手のラジペンの口を広げて~
そのままブレーキステーを持ち上げて~ なんて説明しながら作業しますが!
作業の機会が少ないから、機種が違うと難しいのかな~ なんて思ったりしますが。
ある程度繰返すと、要領を得たようで問題なく調整ができるようになりました!
拘ると左右差が気になり、深みにはまるから「そこそこ」でOKにしちゃいます~(笑)
手順の確認・・・
タイヤ交換って、慣れると最短の手順や時間でこなすから 車で例えるなら高速道路を走る感じですか?
リムラインの確認とかチューブが挟まっていないか・・・ 確認手順を多く入れるから
例えると、一旦停止がある住宅街を走るような感じでしょうか?
確認や手順といった見えない標識をしっかり確認しながら作業を確認していきます!
慣れってある意味「暴走」かもしれませんね~
この機会に安全運転(安全な作業)を身に着けましょう~!
だから、背中から不安が伝わるんだから~(笑)
受講される方は、手順とか判らないことは実技の講師にしっかり確認してください!
練習がんばって、試験に合格してください・・・
でもね、基本の基本なのですべてに対応できる訳じゃありません!
4月19~20日に開催された「バリアフリー2018」の会場で
来場者からこんな話を聞きました・・・
車いす安全整備士の、のぼりがあるお店で操作時に発生する音に関して質問されたそうですが
適切な返答がなかったようです。
「車いす安全整備士」ってなんなんですか?
胸を突かれる一言でした・・・ 経年変化での対応や使用状況での現象に対して原因の特定など修理に関わる
ことは沢山ありますが、現在の「車いす安全整備士養成講座」ではオミットされているというか
上級編?名称はないんですが、現状よりアップグレードした対応ができるような講座が必要じゃないの?と
話はあったんですが・・・ 頓挫というか進んでいません(ごめんなさい!)
車いすユーザー、ご家族からの一言はやっぱり「重くて辛い」です(涙)
安全に使用してもらう環境作りと考えて取り組んでいましたが・・・ 人やモノに責任転嫁するつもりはありません。
車いすユーザーを「がっかり」させないように改めて気を引き締めて取り組もうと思います。
バリアフリーでお会いした車いすユーザーは、後日車体をお預かりして対応させていただく約束をしました!
安心して使用してもらえるように、しっかり対応します~!
車いす安全整備士の大西でした。
《追記》2020/10/28
車いす安全整備士の点検表に関連した作業に関して、新しく更新する予定です
下記リンク先の「お知らせ・・・」を確認ください。
https://www.kawamura-gishi.co.jp/wv09/2020/10/post-186.html