「締め込み具合で調整する方法」を説明しましたが・・・
追記もしましたが「緩み止めナット」を使用しているので
何度も繰り返し使用するナットではないので注意してください!
長期利用や繰り返し調整などを、おこなうと・・・
緩み易くなり、最悪は手で回せるほどの状態になります。
同じような例では、安全整備士の実技講習にもあるけど
キャスター輪の固定も、一部のタイプでは同じ手順で作業してますよね!
講習で使用する車椅子ですが、本来は違うと思うのですが
構造上ボルト、ナットの締め込み加減で
キャスター輪の動きが変化するので、先に説明した
アームサポートの動きと合わせて考えてもらえれば
わかりやすいかと思います。
締め込むとキャスター輪の回転が抵抗があり
回らない・・・
緩めるとキャスター輪の回転は軽くなるけど
ガタつきとか・・・
受講して説明を受けた人は分かりますよね。
さて今回は「ダブルナット」の固定方法です!
画像で確認しますが、跳ね上げ部分を後方から見てます・・・
「★赤」がボルトですね
「〇黄」が跳ね上げのフレームです
「〇赤」は、スペーサーです
「★緑と黄」が「ダブルナット」と呼ばれる固定方法です!
ボルトに緩み止めナット1個で締め付けて、固定する方法と
今回のナットを2個重ねてナット間の引張力を利用した固定方法が
「ダブルナット」ですが、どちらも
振動や動作(回転)などが加わる箇所で、ネジの緩みを
発生しにくくする方法です。
次に続きます・・・