車いす安全整備士, 車いす点検表
キャスターの考察・・・

 

次は、「キャスタ車軸にゴミはないか・・・」と案内しましたが

リアルタイムに出来事の対応しないとね~

 

廃棄キャスター輪と、新品と簡単に直径を計測しましたが・・・

新品の直径   150,7㎜ 

磨耗した直径  149,6㎜ 

 

と書きながら、走行や使用期間が不明な点も気になってましたので

ニセモノ整備士と言いながら・・・ 自信満々に適当なことも言えないので

 

弱気になっていましたが・・・ 神降臨だ!(笑)

へっへっへ~  いい子が見つかりました~

 

 

プロフィールは・・・!

納品から1年4ヵ月

走行距離1148㎞(電動走行の積算なので手動は含みません)

前回の廃棄と同じ「日進さんの6インチクッションキャスター」

いいね~!

 

 

早速同じように計測すると・・・

新品の直径として   150,7㎜として 

今回の磨耗した直径  149,6㎜ 

 

 

直径で1,1㎜の摩耗です・・・ 

前回の履歴不明が1,1㎜だから、同じです・・・

 

でも、納品から1年4ヵ月で走行距離1148㎞と詳細が判るので

摩耗のイメージとしては、いいんじゃないでしょうか?

 

※後輪のタイヤは、センターが磨耗して段がない状態です。

 

 

 

気になっていたのが、自重変形って説明しましたがキャスターの

地面に当たる面の一番高い部分(中心位置)で計測しましたが

真円じゃないのでバラツキや差に関して、仕方ないけど・・・

 

 

 

「矢印部分で計測してます」

 

 

ちょっと余談ですが!電動車椅子の前輪はチューブタイプのタイヤの場合

空気を補充する必要があります。(当たり前ですが)

 

 

空気の不足した状態で使用を続けると、上の画像の矢印部分が路面に接地した時は

空気が不足してるので凹んで矢印の両サイドの部分と

同じ高さになり捻じる動きも加わるので両サイドが偏摩耗します・・・ 

 

 

それを考えると・・・ このクッションキャスターも減りが少なく

少し気になったので、ちょっと確認してみました・・・

 

「点検表 キズやひび割れ、摩耗はないか②」で触れましたが

人が乗らな状態と荷重が掛かった状態では

荷重によるキャスター輪の変形も考えられますよね。・・・ って

 

 

 

 

「乗車した状態の確認・・・」

 

 

 

簡易電動ですが後輪が新しくタイヤ交換をして

サイズが22×13/8で空気圧450kpaです 

キャスターも日進6インチの新しい物です・・・ 直径が150㎜として 

 

 

乗車時の直径を測ります、スマホのレンズ位置でズレがあるんでしょうけど

148,74㎜? ま~148,7㎜としたら、1,3mmは低くなっています!

路面と接する面で、1,3mm変形しながら転がってるんですよね。

 

※乗車したのは、男性で体重は80㎏です。

 

 

 

接地面の変化がある考えると・・・ 勝手な想像ですけどね

キャスターの摩耗が0,5~1㎜でも、接地面が大きくなれば

左右に動作する際に重く抵抗になるとか?

 

 

※変形があるから「摩耗が少ない?」の関連は判りませんし

 ややこしいから、今はスルーしましょう(笑)

 

 

捻じる力も増えるので、背折れやハンドル部分の緩みなど発生しやすくなる?

なんて考えたりして・・・

でも、ここまでにしておきます(笑)

 

 

 

 

ほんまか~ って思わせるのが

ニセモノ整備士のお仕事です・・・

答えじゃありません、考え方です!

 

 

 

 

 

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