いや~ 長々と続けましたね(笑)
飽きましたか?
確認のつもりで分解しましたが毛髪や糸くずなど絡まったまま
使用を続けることで、ベアリングのシール部分を圧迫し
隙間ができて外部からの異物が入ります・・・
「シール剥がしたベアリングは組み込むとこんな感じ」
シール部分裏の、汚れも表裏で違ってましたよね・・・
保持器と呼ばれる部品が破損したりすると「キャスター破損の紹介」のように
破損したベアリングの状態になります・・・
ここで、まとめますが・・・
・キャスタ輪に関して
①キズやひび割れ、摩耗はないか
対応として目視で確認する範疇になりますかね?減りも確認しましたが
1~2年では使用状況にも大きく変化はないかも知れませんね。
ただ、後で確認した際に7ヵ月程使用したキャスターの直径で
150,7㎜なんてのがありました・・・?
6インチは150㎜ですが、成型の関係で少しサイズが異なるのかな?
なんて考えたり・・・ 緩く考えましょう~(笑)
摩耗に関しては、また合間で紹介していきますね。
②キャスタ車軸にゴミはないか
私はここが大切と考えます・・・
施設内だと床の清掃に気を使うこともキャスターを傷めずに
使用する方法かもしれませんね・・・
定期的に取り除くことが大切なんじゃないでしょうか?
通常のメンテでなく・・・
タイヤの空気補充とセットの対応ですね!
ある意味「ニュースタンダード」かな(笑)
③ボルト・ナットに緩みはないか、キャスタ輪の回転は正常か
「緩みがないか」「固定されているか」の確認であり、締め付けで回転を
調整することではありませんので分けて考えてくださいね!
ベアリング内部に異物が入り込むと、回転に抵抗が出来て当たり前です。
固定するボルト・ナット緩めて「左右の回転を合わす」は間違えですよ!
何個もベアリングのシールを剥がして確認しましたが
毛髪がキャスターシール面とフォークの間に絡みつくことから
シール部分の隙間を作り、内部へ異物が入り込みやすくなることで
回転不良や傷が付き、音や振動が生じる流れになります・・・
ベアリングの再利用の話になりましたが、推奨してるんじゃないですよ(笑)
考え方です・・・
無駄な作業と思います。
※意味がないんじゃなくて、「手間」って意味ですよ!
後の管理も必要だし・・・
適切なタイミングでキャスタ輪のチェックが有効です!