車いす安全整備士, 車いす点検表
点検表 旋回は正常か・・・①

 

「寂しい~」

 

 

 

秋というか、作業中のシーンですが・・・

12月も、すぐなのに・・・ 汗だくです

このタイヤは来年の5月頃に摩耗の状態を

再確認する予定です。

 

点検したからOKでなく、経過の確認が必要な場合は

ちゃんと、追っかけて確認しましょう~!

 

 

キャスタフォークに続きますが・・・

 

・旋回は正常か

・キャスター全体に亀裂や損傷はないか

・緩み・抜け落ちの危険はないか

 

 

・旋回は正常か

 

実技の講習で左右、ぶらんぶらんと動かしますが・・・

確認の方法として、追加で覚えて欲しいのが

 

 

先に紹介したフォークにネジロック剤が入った動画です

微妙な動きや抵抗は確認しにくいと思います。

 

キャスター輪の重さが加わると「ぶらんぶらん」します(笑)

だから、「左右の振り」に拘っても調整も出来ないで箇所です

一般的な車椅子の場合は・・・

 

 

 

「これで調整します!」

 

 

 

 

普通型電動車椅子の場合、シム(ワッシャー)の組み換えやで調整できる

機種もあります、抵抗を付けることでキャスターフォークの動きを調整します。

抵抗を付けるので動きは「重い」「渋い」となります

動きを軽くする必要はないので・・・

 

 

「シミ―現象」というのがありまして、乗車時や車椅子単体でも

起こることがあります・・・ 小走りと言うか、少し早歩きで車椅子を押した際に

 

キャスターが「ぶるぶる」って左右に振りだします。 

車椅子を押すのに抵抗を感じるぐらい(減速する)「ぶるぶる」します(笑)

 

 

原因はいろいろあるのですが、路面状況が悪い時に発生したり 

施設内の通路で発生するのはキャスター付近に

荷重が掛かっていないことや、キャスター輪の偏摩耗なんかも

影響して発生する場合もありますね・・・ 

 

 

ティルトのあるフレームなどは(折りたたみの出来るフレームです)

メカニカルロックの左右の動きが同調していない場合

左右キャスターの接地が異なり発生する場合もあります。

 

 

点検表の「旋回は正常か」って言ってもストライクの幅が広いので

拘って「ぶらんぶらん」するのもいいのですが

目視で感覚の判断になるので・・・ そこそこに(笑)

 

確認しないといけないことは何か?

皆さんは何を連想しますかってとこで、次に続きます・・・

 

wv09
アーカイブ