前回からの続きですが・・・
普通はフォークの受け部分にベアリングがしっかり
入った状態ですが、フォーク側の径が大きくなっています。
磨耗じゃなくて「打痕」になるのか・・・?
新車では、あのようなフォークに遊びはありません。
2年10ヵ月使用されている介助型車椅子です
ガタつく隙間ですが、「打痕」によるものか、材質の関係するものか?
今は、確認を取れていませんので・・・
現物の確認として進めます。
「わかりますか?」
「フォークの上側です」
コピー用紙が0,09~0,1mmの厚みです、半周入れて
ベアリングを入れると丁度いい感じです。
突き詰めていないので、アバウトですけど・・・
「フォークの下側です」
こちらは、少し挟めばいい感じです・・・
適当にハサミで切ってこれくらい? なんて感じです。
ちゃんとしたら、もっと入るかも知れません・・・(笑)
フォークの内径の採寸もしていません、個体差とか使用される環境とか
条件もあるでしょうし、パーターン化するのも難しそうです。
ただ2年10ヵ月使用された、介助型車椅子のキャスターフォークの
ベアリングを受ける部分のサイズが大きくなりフォークの
ガタつきが発生していることは事実ですね。
※ベアリングの外輪が縮むことはありませんので
「ニワトリが先か卵が先か」みたいな発想ですが・・・
①フォークのガタつきからベアリングの破損につながるのか?
②ベアリングのガタつきからフォークのガタつきなのか?
このフォークのベアリングの状態は少し遊びが出ています
内輪と外輪を持って動かすと、隙間があります・・・
即潰れるかという感じでは、ありませんが。
「段差どーん」
①でも②でも、原因を考えるようにしてください・・・
・製品の精度や制作の問題かもしれません
・使用される環境が起因する可能性もあります
・複合的な要因で、結果につながる場合も考えられます
考えることなく製品が悪いと唱えるのは素人だと思います・・・ 個人的な意見ですが
製品が不具合もありますけどね(笑)
プロなら広い視野で「観て」「考える」が出来ないと
本当の答えにたどり着かないこともありますよ・・・
通常と異なる時間帯のアップになりましたが長くなったので
2回に分けます、まだ続きますよ・・・