点検表の駐車ブレーキですが
「ブレーキ構成パーツに亀裂・損傷はないか」で破損の話しになりましたが
知らないと、ただただ調整のみの対応でしかありません。
例えばですが・・・
《構造(リンク)を知らない場合》
ブレーキの調整が上手くできない?
↓
何度も、調整を試みる・・・
おかしいな~? こんな、もんちゃう?
って感じですか・・・
《構造(リンク)を知っている場合》
ブレーキの操作時に硬さで違和感がある
↓
①車椅子の状況を把握する(パイプの延長とか、使用年数など)
②操作時の動きを観察する
(動画でのレバー操作時にシューが、タイヤを抑えるけど少し戻った位置で
ロックする動き)
この時点で「破損かな?」ってなります。
調整作業を繰り返して迷子にならなずに
一度操作した時点で、異常に気付くようになればベテランです!
①を把握することは、同じことを繰り返さないために必要で
やむを得ない事情があったとしても、細かに状態の確認をするとか
何らかの対応ができますよね。
「メンテ」って簡単に言いますが、ネジを「締めたり」「緩めたり」だけで
対応出来ないこともあるので、予備知識として詰め込んでもらえればと
思います・・・
「左がブレーキを掛ける前で、右が掛けた状態」これもリンクです。
多くのブレーキは、リンクの機構を使っているんじゃないでしょうか?
「車椅子点検表・・・駐車ブレーキ」では、駐車ブレーキの調整をおこなっても
上手くいかない「操作が固くて効きがあまい」って流れで知らないかも
と思いながら、リンクの話しをしましたが・・・
最初のブレーキは、ストッパー部分が破損していましたが・・・
リンク機構って表現で良いと思うのですが、ちゃんと動作できない原因として
ジョイント部やリンクの「摩耗や変形」もあります。
これも、見かけるタイプのブレーキです
次回に続きます・・・ 2月1日の月曜日ですよ(笑)