車いす安全整備士, 車いす点検表
車椅子点検表・・・駐車ブレーキ⑥

 数か月前ですがポケットWi-Fi」のことで、ショップに行きましたが

在庫がないとか・・・

 

リモートなどでインターネット環境関連の製品の動きが

以前とは異なっているんでしょうね。

 

良いのか、悪いのか別として・・・ 変化せずに、ずっと「そのまま」というのも

どうかな?って考えさせられることもあります。

ちょうど、このブレーキのネタもそんな感じでしょうか?

 

 

 

車椅子のブレーキって、いつまでタイヤ押さえてるんでしょうかね?

タイヤの摩耗や、空気圧の不足など状況の変化があるのに

 

細かに「調整」や「管理」が出来る状況でも、ないですよね・・・

「ドラムブレーキ」や「バンドブレーキ」などの制動ブレーキ側と

連動させればと、考えます・・・ 

 

自転車も、リムをブレーキシューで押さえて減速します

車やバイクはドラム式やディスク式でホイルの回転を押さえる

方法です・・・ 皆さん、疑問に思わないですか?

 

 

タイヤを直接、押さえるからダメなのよ~

 

 

わかるかなぁ~、わかんねぇだろうなぁ~ 「イェーイ!」

 

 

さて、ブレーキ調整で注意して欲しいことからの続きになりますね(笑)

ジョイント部やリンクの動きがちゃんと、できていないと駐車ブレーキの調整や効きが

良くならないことは、十分に理解出来ましたよね!

 

 

そんな、調整が十分にできない操作の固い(重い)ブレーキを

無理に使い続けたら、危ないって話です・・・

 

下の動画ですが、駐車ブレーキ本体の右のステーに「赤いラベルシール」を貼っています

ブレーキ操作をする際の動きを、よく見てください。

 

 

 

 

20210126-6d動画は、こここをクリックしてください。

 

 

 

 

ブレーキを固定している、ステーがレバーの動きと連動して反るような

動きが、見えますよね。

この電動車椅子は、調整がきつめになっていたので動きの参考にしましたが・・・

 

 

駐車ブレーキを操作するたびに、フレームのステーが「反る」ような動きを繰り返すので

溶接部分のクラックなどフレームの破損につながることも理解できますよね。

 

 

 

 

20210126-7 動画は、ここをクリックしてください。

 

 

 

こちらも、動きの見本として見てもらいたいのですが

ブレーキ操作をする際に、ホイルが外に「反る」動きがわかります。

 

 

ブレーキ調整は「効けばいい」タイヤが動かなければOK!

かも知れないけど。本当はバランスが難しいと思います・・・

こんな細かな動きだけど、車体に負担が掛かっているんですよ。

 

こんな状態で使い続けると、ダメージあると思いませんか?

フレームにクラックが入るとか、車軸ナットの緩みやスポークの緩みや曲がりとか?

リンクのジョイント部分への影響もそうです

そういった部分も加味して対応されていればいいんですけどね。

 

駐車ブレーキの調整って、簡単だけど

色々と条件を知れば、単純な作業ではないですよ~

教えるのも難しいです、どっちを優先させるとか・・・

 

表現に困るから、「割愛」しますが

省略の意味じゃないですよ・・・ 必要なことなんだけど、今は言わないだけです!

 

 

薄々気が付いた人も、いらっしゃると思いますが・・・ 

気付いたら正していけば、いいんじゃないでしょうか(笑)

 

 

 

タイヤを直接、押さえるからダメなのよ~ な訳なのよ!

 

 

 

ブレーキシューがタイヤを押すけど、タイヤは押されるから反発しようとするので

その反発する、力の行き場が何処かってことです・・・ 

 

 

次は現行の車椅子でない場合で、勘違いしやすいパターンの話しになります。

続きは、5日の金曜日かな?

 

そろそろ、おしまいです・・・

 

 

 

あ! そうそう~ 新車でメーカーから出荷された場合ですが

ブレーキの効きが「強め」に設定されている場合があると聞きました。

 

組付け調整されてから、空気は抜けるので時間が経過して納品されると

ブレーキが効かない! なんてことも考えられるので・・・ 少し強めだとか

 

だから車椅子が届いてから、適切な空気圧にしてブレーキの調整をすることも

大切な「初期メンテ」になりますよ!

 

 

wv09
アーカイブ